ブログ

2018.11.7

創業融資、どの金融機関にお願いする??

 金融機関の種類には、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合のプロパー融資、保証協会の保証付き融資、政府系金融機関である日本政策金融公庫の創業融資があります。 
 
 利率は規模の大きい金融機関の方が低くなることが多いですが、創業時は実績がないため、貸手側からすると非常にリスクの高いものとなっており、大きな金融機関ほど可能性は低くなり、またプロパーでの融資はほぼ不可能な状況です。そのような場合に活用するのが、保証協会の保証付き融資となります。こちらも自己資金要件等、ある程度厳しい目で見られることにはなります。
 
 一方、政府系金融機関の日本政策金融公庫は国の創業者を支援するという方針により、創業者に対する融資について積極的に行っている機関です。借入に要する期間も申し込みから1か月くらいで入金となります。ですので創業時に融資を受ける金融機関は日本政策金融公庫を中心に検討されてはいかがでしょうか。
 
※プロパー融資
金融機関が自身の責任により融資を実行するもので、金融機関が回収不能に対するリスクを全面的に負担します。

 ※保証協会の保証付き融資
信用保証協会に金利とは別に保証料を支払うことで金融機関に対する保証を行ってくれることから、金融機関が回収不能に対するリスクを持つのではなく、信用保証協会がリスクを負担するものです。プロパー融資に比べると金融機関側のリスクが低くなるため、少しハードルは低くなります。

カテゴリー
バックナンバー

Copyright(C)osakasogyoyushi.jp All rights reserved